講座の開講形態を考える
テキストが出来上がったら、次はプログラムを考えます。対面講座だけにするか、オンライン講座も用意するのか。時間はどうするのか、受講料はいくらにするのか等。
初級講座は、対面、オンライン共に毎月1回2時間を4回に渡って開講させていただくことにし、
上級講座は、初級講座を受講された方のみを対象に、3時間を2回に渡って開講させていただくことにしました。
合計半年をかけてじっくりと学んでいただこうという趣旨です。1回の講座を受講していただいたら、次の講座までの1ヵ月間は学んだことを生活の中で実践していただき数秘術に親しみ次の回へと繋げていく…
数秘ってどんなものなの?という初心者の方や、お仕事として活用したい方など様々な方がいらっしゃる中で、上級講座はセッションの心構えやリーディングの練習、遠隔透視の体験などを行っていきますので、後者の方々には特に必要な講座として用意しました。
受講料の設定
苦心したのが受講料の設定です。
講座のみならず個人セッションの場合も同じことですが、料金の設定というものは自分で自分に価値を付ける訓練みたいなもので、提供する内容やエネルギー量に見合った料金にしないと提供する側と受ける側とのエネルギーバランスが崩れてしまい、結果「喜んで受け取る」ことや「感謝」が出来なくなり不満が生じる元になります。
また、講座は夫婦二人で行うという点も踏まえての価格設定にしなければならない点、オリジナルテキストも込みの価格、何より受講生になるべく負担をかけないよう配慮した価格設定を考えるように努めました。

これがギリギリのラインでした。ようやく受講料が決定。
いよいよ集客活動
講座用テキスト、受講料、開講場所、日程が決まり、これで一通り揃いました。
ここからいよいよ集客活動です。
一体この講座を何人の方が受講してくださるのだろう?それが一番の心配でした。
とにかく出来るだけ多くの方々に講座を知っていただくしかありません。
一生懸命頭を使って考え、できる限りの方法で宣伝活動を行い続けました。
じっと待っていてもお客さんはやって来ません。
しかし、どのような形でも自ら動けば動いただけ必ず結果が得られるということを体験させていただきました。
気づけば売り上げは300万円以上に
集客は本来、宣伝広告費をかけさえすればかなり広範囲に知らせることができるものです。しかし、我が家は夫の失業で経済的な問題に直面していたのでそれがなかなか出来なかったのです。
それでもなんとか数千円を捻出して SNS に短期の広告を出してみたり、セミナーやイベントの告知を専門に扱う告知系サイトに片っ端からに掲載してみたり、チラシ配布、口コミなどなど思いつく限りの方法で自分たちの講座の周知を試みました。
夫の失業〜収入ゼロからスタートして多くの労力と試行錯誤、落胆とぬか喜びを繰り返しながら走り続けること約半年。
受講生は対面講座、オンライン講座共に少しずつ増えていき、気がつけば収入面でも講座の通算売り上げは 300万円となり、夫の失業をカバーできるだけの収入源へと成長していたのでした。
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集客活動の詳細につきましては、「note」と「BASE」にて有料公開しております。(1,000円)
ネット上の各種集客サービスをはじめ、様々なツールの利用レポートや実際に効果のあったノウハウをリアルな数字を交えて掲載しています。
→ note 有料マガジン「有料講座の集客活動をしてみて効果のあったもの、なかったもの」へ
→ BASE ダウンロード販売「有料講座の集客活動をしてみて効果のあったもの、なかったもの」へ
2017年6月から翌年1月にかけての約半年間、私たちが実際に試行錯誤のうえ選択し経験し、資金や時間、労力を投入して得られた集客効果や利益、収支についてできる限りリアルに記録したものです。皆様の今後の活動の参考にしていただければ幸いです。
- 第1章:集客活動として試行したこと全てとその結果
- 第2章:告知系サイト数社の簡単なレビューと実際の掲載結果
- 第3章:集客全体の8割を締める、決め手となった3つの告知方法
- 第4章:物販部門として講座テキスト特別販売時の広告費用対効果
- 第5章:実際の講座売り上げ収支表(2017年版)
- 終りに:事業継続のための心構え
他、今後も新しい発見やノウハウが検証できましたら加筆修正を行なっていく予定がございます。